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ひたすら書評。

「置かれた場所で咲きなさい」人生が思い通りにいかないあなたへ

   

置かれた場所で咲きなさい

今、自分の人生に満足していますか?

思い通りの毎日を送っていますか?

修道僧を志し、アメリカへ渡り、36才という若さでノートルダム清心女子大の学長になった渡辺和子さん。

周囲が羨ましがる栄光の道とは裏腹に、彼女は才能溢れる輝かしい人生を歩んできたわけではありませんでした。

誰も知り合いがいない土地で嫉妬や妬みに晒され、思い通りにいかない毎日に彼女は心を痛めます。

「どうして自分はここにいるのだろう」「何故、こんなにもうまくいかないのだろう」

そんな彼女に、ある宣教師が英語の詩を差し出したそうです。

 

疲れたあなたへ。心を癒す名言集

置かれた場所で咲きなさい01

実際わたしもうまくいかないことが多く、今日も自己嫌悪とイライラを募らせていました。

そんな時に見つけたこの「置かれた場所で咲きなさい」

まず1P目から涙が溢れてしまいました。

辛いのはきっと自分だけじゃない、そう思うと涙が止まらないのです。

わたしが特に心を打たれた本書にある名言集を、ピックアップします。

 

置かれた場所で咲きなさい

置かれた場所で咲きなさい02

あなたが今いる場所は、あなたにとって牢獄ですか?地獄ですか?

生きるということは決して思い通りにいくことばかりではありません。

望んで手にしたはずなのに、「こんなはずじゃなかった」「どうして~してくれないの」と環境を恨む日々もあるかもしれません。

そんなあなたに伝えたい言葉は「置かれた場所で咲きなさい」だそうです。

しかし、決して諦めろという意味ではないのです。

頑張ってもどうしても成果が出ない時もありますよね。自分は何の役にも立たないのかと嘆く日もありますし、今まで進んできた道から外されてしまう時もあります。

自分を諦めないでください。

根をはれば、いつか花をさかせることができます。

今成果が出ない分、いつか大きな花を咲かせることもできます。

渡辺さんは、「どんな環境に置かれても、生き方は自分で選ぶことができる」と語っています。

今を精いっぱい、感謝して生きましょう。

 

暇は本当は「日間」と書く。実業家が後悔した自分の人生

置かれた場所で咲きなさい03

あなたは今、何のために働いているのでしょうか?

生活のため?子供のため?自分自身のため?

働くことに夢中になって、一番大事なものを見失っていませんか?

わたしは子供のために働くと言いながら、仕事を邪魔してくる子供をうっとおしいと思ったことがあります。本末転倒です。

あなたは仕事の奴隷になっていませんか?

明治時代に改訂された大言海という辞書によると、「暇な時間」とは本来「日間な時間」と書くそうです。

つまり「ひま」とは、退屈やサボるという意味ではなく「日の当たる時間」という意味なのです。

渡辺さんが出会った実業家は、「仕事に集中しすぎて自分を振り返る日が無かった。定年したら自分の体はボロボロだった」と後悔していると言います。

成果をあげることであなたが得たいものはなんでしょうか?もう一度振り返ってみてください。

あなたが過ごしている毎日に、日は当たっていますか?

 

人生で空いた穴から見えるものもある

置かれた場所で咲きなさい04

突然の病気や怪我、心のトラブルで前に進めなくなることもあるかもしれません。

渡辺さんは50才を過ぎた頃、うつ病で入院まですることになったそうです。

また彼女の教え子も、婚約中に病気になり一生子を望めない体になってしまったそうです。

そんな時に、彼女たちを支えてくれた人たちがいました。

それは「躓かなければ決して気づくことの出来なかったこと」だったと言います。

人生に「穴」が空かなければ、目の前にいる人の親切さ、誠実さを知らずに生きていたかもしれない。

病気にならなければ、人の痛みを知らずに生きていたかもしれない。

穴を避けて通るのではなく、そこから見えるものを大切にして生きることは、素晴らしい人生でもあるのです。

 

年をとることは、決して悪いことではない

置かれた場所で咲きなさい05

「もう若くないから」「もう年だから」「ジジイ、ババアだから」

自身に向けたそんな言葉を、あなたも一度は使ったことがあると思います。

若いということだけで素晴らしいこと、全ての可能性があるということだと思われがちですが、年齢を重ねるということはあなた自身の財産を築き上げるということでもあるのです。

財産とは、お金だけではありません。家族や友人、そして自分自身の強さかもしれません。

人は必ず老います。あたなだけではありません。今、若さで溢れている人も、ヨボヨボの老人になり、寝たきりになるのです。

渡辺さんは、失うということは、新しい何かを得ていることだと言います。

失ったことばかりに目を向けないで、今を大切に生きましょう。

美しく老いるとは、大切なものを見つけ出していくことかもしれません。

大事なのは量ではありません。質なのです。

 

 

ごめんなさい。1行1行全てが名言すぎて、本当は全部載せたいくらいなんです。

心が疲れたとき、悔しい時、心が痛む時、是非読んでみてください。

心に溜まった涙を流すことは、あなたの重荷を減らしてくれる時間になると思います。

 

渡辺和子
1927年、北海道旭川市で出生。父親は当時、日本陸軍中将で旭川第7師団長だった渡辺錠太郎で、53歳のときの子だった。4人兄姉の末っ子で次女。
1945年、18歳でキリスト教の洗礼を受ける。

1951年聖心女子大学に通いながら上智大学で文書作成のアルバイトをし、1954年上智大学大学院(西洋文化研究科)修士課程修了。
1956年、29歳でナミュール・ノートルダム修道女会に入会。
1977年にはうつ病を患う。
2012年に発売した著書「置かれた場所で咲きなさい」が、100万部を超えるベストセラーとなった。
(wikiより参照)

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